現金で直接取引きの実態
2018年03月27日 16時43分
銀行口座を使わずに、手渡しで対応する場合があります。
地域限定になりますが、融資も返済も、
必ず決まった喫茶店などで、行うというものです。
なんだか不正な金銭の授受のようですが。
本当にあった個人間融資
都内在住の男性Aさんが、個人間融資の掲示板に、支援金の書き込みをしました。
すぐにアクセスをしてきたのは、男性Bさんでした。
一通り話しをして、
早速C喫茶店までの、呼び出しを受けました。
条件もそこで、具体的に詰めるということですが、
内心ドキドキの面会です。
C喫茶店にいくと、40代くらいのBさんが待っていて、
貸金業ではないから、金利は50%、
毎月ここで、返済をしてほしいと言われました。
今回の融資額は3万円でしたから、
来月から、15,000円ずつ3回で話は付きました。
無難な内容です。
50%の金利は常識
個人間融資で50%の金利は、普通だと言います。Aさんは、3回の返済を完了して、
電話番号を変えたといいます。
その後何もなく良かったのですが、
これは、個人間融資の理想形です。
掲示板サイトで闇金融業者も多いとか、
連絡が頻繁にあると聞いたのですが、
Aさんは何もなかったといいます。
ただし、何故現金だったのか?ということです。
返済手数料もなかったのでよかったけれど、
喫茶店のコーヒー代は、自腹だったようです。
世間はなしもなく、お金を渡すだけの、
数分の会話でしたので、
2回目からは、コーヒーも飲まなかったとか。
Bさんは紛れもなくヤミ金業者の疑い
個人間融資にヤミ金が多いのは、高い金利で、キャッシングができるからです。
Aさんのように元手3万円で、返済額は45,000円です。
15,000円が3ヶ月で丸儲けです。
それを銀行振込なら、足が付くことがあります。
架空口座などでの振込ですと、
何かと面倒なので、こうした現金で授受ということです。
もし、何かの犯罪で、Bさんが逮捕されたときにも、
Aさんは無関係でいられる場合もあり、
実はかえって、ラッキーの方法です。
Bさんはヤミ金の使い走りだったのかもしれませんが、
Aさんとしては、まともな個人間融資の利用が、
できたといえるでしょう。
振込だと顔を合わせなくて良い
確かに、それは大きいことです。特に女性の場合は、Bさんに当たる方が男性ですと、
ノコノコと、喫茶店に行く間は躊躇します。
どうしても不安なら、
代理を立てると言う方法もありますが、
それは、納得されないこともあります。
女性の申込者の場合、
現金授受では別の目的がある場合もあり、危険性は高まります。
ですから、スマートに銀行口座の利用が良いのです。
Aさんのように、
すんなり行けばの話ですが。