1. お金を借りたいけど
2. 個人からお金を借りたい
3. 個人間融資は大丈夫？
4. 個人間融資の現金の授受は
5. 個人で融資してくれる

 

お金を借りたいけど

今月はピンチでお金を借りたいという人も少なくないでしょう。生活していればお金に苦労しない人はいないと思います。突然の出費で、今月の生活費が足りないという人はどうしたらいいのでしょうか。節約して過ごしても、給料日を一週間残してお金が無くなってしまうというときは、どこからかお金を調達してこなければいけません。

一番いいのは、クレジットカードのキャッシング機能を使うことでしょう。1週間でしたら、倹約すると2，3万円あればなんとかなりそうです。実際に3万円程度でしたら、なんとかして調達できそうな額とも言えるでしょう。また、ここで気をつけなくてはいけないのが、クレジットカードのキャッシングです。これが割と高金利なのです。

消費者金融会社のカードローンなどの金利が高いと思っている人が多いのですが、クレジットカードのキャッシングの金利はそれに匹敵するか、それ以上と考えてもいいくらいなのです。それと、借りてすぐに返済するというのもできるようですが、基本的には締め日まで待って翌月返済ということです。

勘違いしがちなのが､クレジットカードのショッピングでは、利息が付かないで翌月に買い物しただけの金額が引き落とされるだけです。それと同じようにキャッシングも利息がかからないのではと思ってしまう人も少なくないようです。ショッピングと違ってキャッシングでは、しっかりと金利計算がされて返済利息がかかるので注意しましょう。

それでは、どうしてショッピングには利息がかからないのかということですが、これは、販売店のほうがクレジットカードの手数料を、クレジットカード会社に支払っているからです。ですから、販売店としてはクレジットカードを使ってもらうと損をすることになります。

それでも、クレジットカードが利用できるということで、消費者の財布の紐（この場合はクレジットカードですが）が緩むということで、買い物してもらう機会が増えるので、販売店にもメリットがあるということになるからです。いずれにしても、クレジットカードのキャッシングは困ったときには便利なのですが、ショッピング枠も圧迫してしまうので、できたら最後の手段程度に考えておいたほうがいいようです。

それでは、クレジットカードのキャッシング以外でお金を調達する方法ですが、ここは素直に銀行から借りる方法を考えたほうがいいでしょう。ただ、銀行カードローンとなると、3万円だけ貸して欲しいということができません。最安の単位で10万円のカードローンとなります。ただし、10万円を借りるというのではなく、利用可能額が10万円ということで、10万円借りるだけのカードローンを融資してもらって、ローンカードを使って3万円をキャッシングしたらいいということです。

ですから、つまるところは、10万円を借りるだけの審査に合格しなければ、カードローンの融資を受けることができないということになります。これとクレジットカードは理屈が似ていると言えます。50万円のキャッシング枠があれば、いつもで50万円のキャッシングができるわけですから、クレジットカードの申込みをする際には、50万円の融資の申し込みに対して、審査に通ったのと同じことになるというわけなのです。

もっとも、10万円の銀行カードローンでも銀行カードローンの審査基準は厳しいので、誰でも簡単に審査に通ることはないでしょう。融資条件としては「安定した収入のある人」となっているのですが、安定した収入というのが銀行の解釈では正社員の場合が多いのです。ですから、パートアルバイトの人は、銀行カードローンの審査に通らないということになります。

もっとも、10万円程度の銀行カードローンでしたら、審査に通る可能性があるかもしれません。但し、他社借入れがある場合は、借金癖があると見られて、正社員でも審査に通ることが難しい場合があります。

銀行カードローンの審査に通らず、銀行からお金を借りることができないとなると、どうしたらいいのでしょうか。そういった場合、頼りになるのは消費者金融会社のカードローンということになります。消費者金融会社でしたら、パートアルバイトの人でも審査に通ることは難しくはないでしょう。

しかし、消費者金融会社のカードローンは消費者金融会社全体の中でも、審査がもっとも厳しい金融商品となっています。ですから、銀行ほどは厳しくはなくても、他社借入れがあり、その返済に対して延滞した履歴がある場合などは審査に通らないことが多いです。

延滞というのは、返済義務に対しての契約不履行ですから、うっかり口座にお金を入れ忘れたといったことも関係なく、もっとも重いものです。ですから、返済に対して延滞しないように、どのような借入れであっても気をつけなければいけません。延滞履歴がなく、安定した収入があるのでしたら、パートアルバイトの人でも問題なく借入れができるでしょう。
 

個人からお金を借りたい

多重債務者となると、属性が低くなるのでお金を借りにくくなります。というよりも多重債務者でしたら、銀行はもちろん、消費者金融会社からもお金を借りるのは難しいと言えるでしょう。

消費者金融会社の中でも中小消費者金融会社、さらに小規模な消費者金融会社である街金からお金を借りることができないとなると、かなり属性が低くなっていることが考えられます。

そうなると、金融機関や貸金業者からお金を借りることができないので、自ずとネットのサイトなどの個人間融資掲示板を頼りにしてしまうことになるのです。これは個人に対して融資のお願いをするものです。

また、お金を必要とする人が個人間融資掲示板に投稿して、それを見て融資をする人がコンタクトをとるといったケースもあります。いずれにしても、個人間融資掲示板というのは、お金を貸したい人が投稿するパターンと、お金を借りたい人が投稿するパターンの二つがあるということです。

それぞれが別々の掲示板になっていることもあれば、それぞれが混在しているような掲示板もあります。混在しているのはわかりにくいこともあるので、別々になっている掲示板のほうが利用しやすいでしょう。実際に多くの人が個人間融資掲示板を利用しているようです。

消費者金融会社でさえお金を借りることができないということですから、お金を必要としている人の属性はかなり悪いことが想像できます。なかにはすでに債務整理状態となっていて、金融機関や大手消費者金融会社のカードローンの返済不能となり、ブラック状対になっているといった人が多いことでしょう。また、何らかの理由で、銀行や消費者金融会社からお金を借りるのが嫌という人もいるかもしれません。

個人間融資掲示板で気になるのは金利の問題ですが、これは間違いなく銀行や消費者金融会社で借りる際の金利よりも高くなります。金利指定をしてくる人もいれば、利息はこれくらいという人もいます。金融機関や貸金業者の間では、利息制限法などがあって、上限金利が年利で20％までと決まっているのですが、個人の場合はこれが109.5％となります。業者と同じ20％ではないことに注意が必要です。

もっとも、個人間でも利息制限法の20％が適用されるのですが、109.5％というのは出資法で定められている上限金利なのです。個人間融資の場合はたいてい、こちらの年利109.5%を使って計算してきます。一日単位の計算では0.3％となります。つまり、１万円借りたら1日につき30円の利息がかかるということになるのです。実際にはこれを頭の中に入れておきましょう。

個人間融資の場合でしたら、交渉毎で利息が決まることが多いです。また、個人間融資では、この109.5%以上の金利を適用すると罰則があります。反対に考えると109.5％以内では罰則がないということなのです。業者の場合でしたら、20％以内と決まっているのに、これはかなり大きな違いと言えます。個人間融資掲示板での貸借りの場合は貸し主のほうが、返済利息をこのくらいといってくることがあるので、融資金額と返済期間から109.5％の返済利息を計算して、その返済利息が法外なものなのかどうかを判断するようにしましょう。
 

個人間融資は大丈夫？

個人間融資には大きなリスクがあると考える人もいることでしょう。性質的に闇金などが介在する可能性も否定できません。個人間融資掲示板では、当然のことながらお金に困っている人がアクセスしてくるので、闇金が入りやすい環境にあるのです。

また、闇金ではないにしても、金融業者が介在してくるケースもあります。この場合は金利が20％になるのでは？と思いがちですが、実質は業者でも個人として介在してくるので、業者かどうかは一般の人には判断がつきにくいかもしれません。

そして、気になるのが個人間融資掲示板は大丈夫なのかということです。交渉の段階で、本人確認はしっかりととるでしょう。この本人確認というのが個人情報になるので、不安になる人も少なくないと思いますが、お金を借りるということはそういったことですので、利用するかしないかといった問題になってしまうのです。

また、お金を貸す側に大きなリスクがあるのは間違いありません。というのも、借りる側としては、もちろんあってはいけませんが、借金を踏みつぶすことも可能だからです。そのための本人確認なので実際には信頼関係で成り立っているのですが、それほどトラブルに遭ったというケースは少ないようですから、個人間融資掲示板はかなり機能していると考えていいでしょう。
 

 

個人間融資の現金の授受は

個人間融資掲示板の現金の受け渡しは基本的には、銀行振込ということになります。ですから、申し込むタイミングによっては翌日の入金ということになります。

交渉内容に問題がなければ、できるだけ朝のうちに交渉を行って、その日のうちに振り込んでもらうようにしたいものです。気をつけなくてはいけないのが、融資額です。中には何十万円も貸してくれるといった個人間融資掲示板もあるようですが、基本的には数万円程度の貸借りがいいでしょう。

闇金業者にはくれぐれも気をつけなくてはいけませんし、借りる側もブラックの人が多いでしょうから、お金を貸してくれるなら何でもいいという感じにならずに、落ち着いてお金の貸借りの交渉をするようにしましょう。
 

 

個人で融資してくれる

個人で融資をしてくれる人は、ボランティアでやっているわけではありません。儲るからやっているのです。

年利も109.5％まで設定できます。一日で0.3％計算となるので、1万円でしたら一日に30円です。これが1ヵ月でしたら900円ですから、何万円も貸すようなことになると1ヵ月にかなりの額を儲けることができます。

もっとも、これを上限としてできるだけ早く返済することが望ましいです。中には業者が介在してきてくれたほうが好都合と考える人もいますが、業者の中には闇金も紛れ込んでいることもあるので、十分に注意が必要です。